労災過労死の申請、損害賠償請求は、労働事件専門の京都第一法律事務所へ

弁護士紹介

荒川 英幸
  • 荒川 英幸

  • あらかわ ひでゆき
  • 弁護士登録年度 1985(昭和60)年
  • 1956年(昭和31)年

弁護士からのメッセージ

労働は、生活の糧であるだけではなく、本来は、1人1人が個性を発揮し、生きがいを感じ、人生や家族生活を高めていくとともに、全体として社会を支えていくものです。
その労働によって命や健康が奪われてはなりません。

忘れられない中居労災事件

当時50歳だった中居さんは、大日本印刷の子会社に勤め、製品(10~20kg、重いものは40kg)の作業場への運搬、積み上げ、包装、倉庫までの運搬という重労働に、深夜勤務を含む2組2交代の12時間勤務体制で従事していましたが、勤務中に急性心筋梗塞を発症して亡くなりました。しかも、亡くなる2か月ほど前に狭心症になり、薬の服用だけでなく胸に狭心症発作を防ぐテープを貼ったままの死亡でした。
このような事実にもかかわらず、労災申請に対しては、業務外認定、審査請求棄却、再審査請求棄却、京都地裁敗訴と苦しい結果が続きましたが、遺族と弁護団は諦めることなく控訴して闘い、あまり例のない現場検証と鑑定を大阪高裁で実現し、画期的な逆転勝訴を勝ち取りました(上告なく確定)。
勝利を信じ続けることの大切さを実感しました。

勝利した主要な労働事件

  • 大日本印刷子会社の過労死事件

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