弁護士からのメッセージ

大学卒業後、約６年間民間団体で働いていましたが、長時間労働、残業代の未払い、過労死など、労働者の権利が保障されない社会の現状に唖然とし、一念発起して弁護士になりました。約１０年にわたって取り組んだ公務災害事件や、違憲判決を勝ち取った著しい外貌醜状の労災障害等級表事件などの弁護団事件のほか、使用者の安全配慮義務違反を根拠にした慰謝料請求事件、セクシュアル・ハラスメント事案の当事者間の関係調整など、労災をめぐる様々な案件も担当しています。

勝利した主要な労働事件

• 倒産した会社に対する未払賃金請求事件（未回収の売掛金を差し押さえることにより回収）
• 団交拒否に対する不当労働行為救済申立事件（勝利的和解で解決）
• 会社内のセクハラに対する慰謝料請求事件（事案の性質上、第三者に公開されることなく示談で解決する例も多数）。
• 店長の地位にある労働者に対する不当解雇事件（一審及び控訴審で勝訴し、その後話し合いにより、会社が高額な解決金を支払うことで解決）。
• 事務担当社員に対する社長のパワハラ的な不当解雇事件（労働審判で早期に勝利的解決）
• 中学校教諭が過労によりうつ病に罹患し、自死した事案につき、大阪高裁で逆転勝訴した訴訟